■子宮内膜症の手術


子宮内膜症で、卵巣にチョコレート嚢胞があり、癒着がひどいと診られた場合、開腹手術を行い薬物治療を併用するのが一般的です。ただ、手術を必要とするかどうかの判断は難しいようです。

チョコレート嚢胞は腹腔鏡や超音波でも手術が可能で、不妊症への対応や、診断が目的の場合、腹腔鏡手術(腹に小さな孔をあけて内視鏡を使って行う)を選択するのが好ましいとも言われています。

両側の卵巣にチョコレート嚢胞があったり、子宮と卵巣や卵管、腸管との強い癒着が考えられる、薬物療法ではなかなか症状が改善しない、などの場合、手術を選択したほうが良いようです。

また、腹腔鏡で腹腔内を検査したところ、予想以上に癒着がひどく、その場で開腹手術を行わざるを得ない場合もあります。腹腔鏡だけで大丈夫、という基準はない、ということは知っておいた方がよいみたいです。

開腹手術と腹腔鏡手術、いずれも卵巣ごと摘出する全摘術と、病変部だけを摘出して卵巣実質を残す核出術があります。 全摘術は、女性ホルモンが分泌されないので、内膜症の組織も自然に萎縮し、やがて消失します。卵巣を摘出すると更年期様の症状が出ますが、これはホルモンを補充することで対処できます。全摘術を受ければ再発の心配はありませんが、ホルモン補充療法のための通院が必要になります。

将来、子供がほしい人や、内膜症が不妊の原因と考えられる場合、病変部だけを除去する核出術が行われますが、この場合、一般に1〜2割の再発の可能性があるので、定期的な通院は必要になります。

手術に際して、痛みはあまり無く、安心して良いですが、子宮内膜症病は再発しやすい病気なので、手術が終わったからと安心せず、定期的に検診を行うことが大切になります。

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