■チョコレート嚢腫とは


子宮内膜症は、卵巣、ダグラス窩、腹壁腹膜などに出来やすいといわれています。 ダグラス窩とは、子宮と直腸のあいだのくぼみのことで、子宮の裏側、背中側に位置します。 ダグラス窩の子宮内膜症は、子宮頚部の後面、ダグラス窩、直腸の上部あるいはS状結腸が相互に硬く癒着して塊となり、ときにダグラス窩は癒着で埋まってしまうこともあります。性交時に激しい腰痛が起こるなどの症状が出ます。 深部の内膜症は、子宮内膜症の中で最も重症な病態とされています。

子宮の内側は子宮内膜で覆われていて、卵巣に内膜症ができた場合、血液が卵巣内にたまります。 袋のような形で血液が卵巣内にたまり、嚢腫と呼ばれるものが出来ます。 これは、卵巣嚢腫の一種で、卵巣にたまった血液がチョコレートの色に似ているところから、チョコレート嚢腫と呼ばれます。 チョコレート嚢腫は、症状がないケースもあり、何かのきっかけで産婦人科で受診をしてもらった時に、初めて気づく事が多いようです。

嚢腫とは、中が液状のもので満たされた袋状のもので、触るとブヨブヨしています。チョコレート嚢腫は不妊の大きな原因で、排卵障害を引き起こすことが多くなります。30歳代の女性の5人に1人が持つと言われています。 初期のころは無症状が多いようですが、病状が進むと生理痛がひどくなったり、腹痛や下腹部痛、排便痛、性交痛を感じることもあります。

さらに、茎捻転といって、大きくふくらんだ嚢腫が根元から捻じれてしまうことがあります。こうなると、激痛、吐き気が起こります。また、嚢腫が破裂することもあります。 チョコレート嚢腫を放置しておくと、卵巣ガンに変化することもあるため、注意しなければいけません。 チョコレート嚢腫の治療には腹腔鏡手術が有効ですが、術後に再発する可能性も高いとされています。

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